ゴーミンに「お前の体を少しいじる」と言われて分娩台の上に拘束されると、クスコで子宮まで拡げられ、器具が挿入されていく。
体の内側から感じる痛みと熱に何をされているのか不安になるが、『我慢すれば終わる』と心はどこか冷静だった。
「安心しろ。子供が産めないような体にはしない。」
何を言っているのか理解できないが、いつものように悲鳴と涙は勝手に出ていた。