「ここにいる全員に奉仕してもらおうか。」
後ろ手に拘束されていた手首が解放され、教室内にいる男子生徒達の相手をしろと命令される。
「……」
「返事が無いな?」
黙っている美月の顔を覗き込む名誉市民。
「〜〜〜!!」
顔を背けた瞬間、ピアスが振動し、立っていられなくなるほどの快感が流し込まれる。
「返事は?」
ピアスが止まり、うずくまったまま顔を上げて名誉市民を見上げる。
「はい……よろしくお願いします……」
ふらふらと立ち上がると、生徒達に向かってお辞儀をする。