「お願い……します。」
もうこれ以上は入らない。
 限界を超えていると感じている美月の意識も限界を迎えようとしていた。
「出させて……」
 トイレなどと悠長な事を言ってられないほどに強烈な排泄欲が襲う中、プラグによって栓をされているアナルからは排泄したくても出来ないと、悲鳴が上がる。
「ん? 何だって?」
 監督ゴーミンが意地悪く聞き返す。
 自力でプラグを押し出そうと力むが、抜けそうにもない。
「お願いだから!! 出させて!!」
 ゴーミンに向かって叫ぶ美月。
「良いんだね?」
 制服の事など考える余裕もなくなった美月は、叫ぶ。
「良いから!!早く抜いて!!」
 叫びに合わせてアナルプラグが引き抜かれると、液便が勢いよく排出されていく。
「うぁぁぁぁぁぁ……」
 それまでの強烈な排泄欲から解放された美月は、恍惚の表情を浮かべながら仰け反る。
 そして、そのまま排泄が終了するとカットがかかる。
それまで排泄することしか考えられなかったが、排泄を終えた事で落ち着いた美月は、制服のあった場所へと視線を移して悲鳴をあげる。
「ああああぁぁぁぁぁぁ!!!」
 美月の目に入った制服は汚液に塗れ、洗濯したくらいでは落ちないであろう色と匂いを染み込ませていた。
 パニックになった美月は頭を振り、泣き喚き続ける。