「お? 反応したな?」
声がした方に振り向くと、撮影機材を手にした男達がいた。
「え……」
『うそ……』
その中の1人は、見覚えのあるリモコンを手にしている。
「どうやら、情報に間違いは無さそうだ。」
男は悶えて動けなくなっている美月に近寄って来る。