「恥獄辱姦肛嬲……確かにこれね」
 博世からその同人誌を受け取った美月はじっくりと表紙を見定める。
「プレミアもついて無いし、大した同人誌じゃないにゃん」
 ゆめりあはこのジャンルにはいつも手厳しい。
「八手さんに比べて小物過ぎる」
「それでも、こいつが色魔の根源なのね……」
 そう、それは非公認戦隊である美月たちにしかたどり着けなかった場所なのかもしれない。
「「C・モンキー」」
「こいつが今回の神って事ね……」
 事態は、何処へ向かうのだろう……