「産まれたな、双子だ」
「これはなんて生き物なんだ?」
「ほら、楽しいだろ?」
「確かに、協力するぜ……とは言え、さっき言ってたアンプルを手に入れにとな」
少し考える
「イシャバーナの知人を当たってみよう」
「その前にその動物で儲け話がある」
さっきから話に入りたくてうずうずしていた転売屋がやっと話に入って来た。