「ゴッ!!」
 ゴーミンが水面に素早く手を突っ込み引き揚げると、その手のなかにはあの魚がいた。
「やった……」
 やっと撮影が終わったと安堵する美月。
「よし、じゃあコイツを入れたら終わりだな。」
 しかし、ゴーミンの言葉を聞いて青ざめる。
「え?」
 地面に下ろされると、尻を高く上げさせられる。
「どっちの穴に入れて欲しい?」
「まあ、どっちと答えてもアナルに入れるんだけどな。」
 美月の回答を待たずに、魚が肛門に押し付けられ、頭から入ってくる。
「ひぃ!!」
 逃げようともがく魚の衝撃が腸内を掻き回して、美月に悲鳴をあげさせる。