「ちょっ!!」
 直前まで身に付けていた下着に顔を埋めて犬のようにニオイを嗅ぐ男子生徒を見て、教師に止めるよう声を上げる。
「おいおい……授業を聞いてくれる子供達にプレゼント何か他に用意があるのか?」
 だが、教師は男子生徒達を注意するのではなく、美月にダメ出しをする。
「そんな事気にせずに、さっさと授業を進めてくれ。」
 教師は最後に脱いだ靴下を投げると椅子に腰掛け、そのまま授業を続けるよう指示する。
「う……」
 美月は教師の命令に従うしかなかった。