「ありがとうございます!! ありがとうございます!! ありがとうございます!!」
 子宮に打ち付けられるたびに“ありがとうございます”と言えと言われ、最初は小声で言っていたが、「もっと大きな声で言え」と命令され、叫ぶように感謝の言葉を口にさせられている。
「な、なんだ!?」
 美月の声は人通りのある通りまで届き、その声に気付いた何人かが路地裏を覗き込んで驚いていた。
「な!?」
「裸の女の子が、コスプレした男に犯されてる!?」
 男達の声に新たな観客が増え、ザワザワと人だかりが出来ていた。