制服を脱いでいき、ブラを外しスポーツブラに着替える。
その胸にピアスはついていない。
パンツの上からスパッツを履くが、もちろんその下にもピアスはついていない。
着替え終わると、決勝戦に向けて入念にストレッチして体をほぐしていく。
『いよいよ、決勝。』
準決勝までの戦いを思い返すと、嘘のように体が軽く、思ったように技が決まっていた。
『この調子なら優勝できるかも…ううん、絶対に優勝するわよ!』
決勝戦の相手は互いにライバルとして研鑽を積んだ宇佐木美緒。
『相手にとって不足なし!』
顔を叩いて気合いを入れると、迎えが来る。
会場までの案内する係がシルバーの怪人(ゴーミン)なのに、違和感を感じる事なく、会場へと歩いて行く。
しかし、そこには宇佐木美緒はいなかった。
「それでは、青柳美月のショーの始まりです!!」 |