両側から体を持ち上げられると、棒から生えたバイブ目掛けて落とされていく。
 両穴にバイブがあてがわれるとゴーミン達はゆっくりと手を放し、自重でズブズブと音を立てて両穴にバイブが飲み込まれていく。
 目の前にいる博世は未だに泣き喚いている。
「博世さん……」
 美月がバスコに無謀な勝負を挑まなければ、こんな事にはなっていなかったと後悔と申し訳なさで涙が出てくる。
 それぞれがバイブを飲み込んだ事を確認したゴーミンが、仕上げにと対面した相手の乳首についたピアスをワイヤーで繋いでいく。
 バイブに体重をかけないと、相手の乳首が千切れるぞと笑いながら、ワイヤーの長さを調整する。
「今日は、お披露目だ。好きなだけ撮影してもらえ。」
 ゴーミン達が居なくなり、男達がクリアルームに近寄って来る。
 写メを撮る者、デジカメを構える者、彼女達の姿を撮影する者はいても、彼女達を助けようとする者はいなかった。