そこにいたのは数頭の馬だった。
 青ざめる美月と博世。
「今日は、コイツらの相手をしてもらう。」
 ゴーミンは当然だと言わんばかりに、馬を指して言う。
「馬なんて無理よ!!」
 博世が叫ぶ。
「美月はやれるぞ。」
 美月を指差すゴーミン。
「そんな!!」
 自身の腕よりも太い馬のペニスを美月なら入れられると言う。
『あんなの入るわけ無いじゃない……』
 震えている博世に美月が声をかけてくる。
「店長……もういいから。」
 美月を見ると、固い表情で微笑んでいる。
「これは私が望んでやっている事なの。」
 うっすらと涙を浮かべて美月が笑う。
「私の中にある妄想を現実にしてもらってるの。」
 美月は俯いて続ける。
「だから、私がやるわ。」