「な、な、な、何よこれっ! なんであんたがこんなデータを持ってるの!?」
 立ち止まり、出現した画像を見るなり振り返りキッと弥生を睨みつけるアミィ

「アミィ=結月 18歳。身長163センチ、バスト77センチ、ウエスト59センチ、ヒップ85センチ。
2013年2月24日捕獲・ザンギャック慰安婦としての任に就く。膣性交178回・肛門性交203回・妊娠18回・出産92体。内1体は獣電竜を産卵。現在乳房に亜空間転送ユニットを装着、ゴーミン幼体への栄養供給源として……」

 両目のオペレーショングラスがモニターモードとなり、薄く発光しているため、アミィから弥生の表情は読み取れない。
 どのような仕組なのかヨゴザの声は弥生にのみ届いている。その声が命じるままの情報を読み上げているのだ。
 そんなことに気づくはずもなく羞恥と怒りにまかせたアミィは突進する。
「やめなさいよっ! 何!? アンタあの銀色野郎の仲間なわけ!? 絶対許さな……えッ?」