白煙を上げた獣電池はガブリボルバーから排莢され銀色のスーツが光となって消失する。
 弥生は素顔で陵辱者と対峙する。
「獣電池切れ……そんなっ!」
 弥生の悲鳴も空しくゴーミンの手が襲い掛かる。
 戦闘経験の無い十代の少女がこれまで以上の抵抗ができるわけもない。
 弥生は両手首を掴まれ宙に差し上げられる。

「離してっ!!」
「基地建設の調査のつもりが思わぬ拾い物だゴー」
「しかも戦隊メンバーだミン」

 好色そうな表情で少女の太ももをまさぐる別のゴーミン。
 羞恥のためか唇をかみしめて顔を背ける少女。

「おぉー、いい肉付きだゴー」
 手は太ももからはちきれんばかりに自己主張する臀部に移っていた。
「こちらもなかなかだミン」
 手首を掴んだままののゴーミンも研究着の中に手を伸ばし弥生の控えめな乳房を揉み込む。