「今度はバケツいっぱいの液をこいつで押し込んでやる」
「前も寂しそうだな、でっかいのを入れてやる」
休む間も与えずに、次の器具を持ち出して優子を弄ぶ。
「もう……もう……」
「なに言ってるんだよ、ここにあるアイテムは全部使ってやるぜ、楽しみな」
見たくはなかったが、優子はもう一度机の上に目を向けた。
「ひっ!」
なにに使うのか分からない物まで含めて、山となっていた。
「よし、朝までまだまだ時間があるぜ!」
「おう」
祭りは始まったばかりらしかった。