「いやぁぁぁぁ!!」
股間に挿入された管は子宮の中まで侵入している。
『君が国際警察の備品になるなら、公然猥褻の罪には引っかからなくなると思うよ。』
車の中で言われた言葉は、美緒にとって希望の光だと思えた。
父親に迷惑が掛からないようにできるかもしれないと言われ、二つ返事で備品になると言っていた。
そして備品管理課につくなり、腹に備品管理課の物である事をしめすスタンプが押され、恥ずかしい3つの突起にピアッサーで穴が空けられる。
バチンッ
「ひぃい!」
そして空けられた穴にピアスが装飾される。
管理官は慣れているらしく、それらの作業は極めて早く、美緒が拒否する時間すら与えられ無かった。
『ひぃいいい……』
しかし、このピアスには記憶の底に何か思い出せるような気がした、この痛み、この重み、烈車の中で……
「国際警察の備品は人間じゃ無いから罪も犯さないし、服を着る事もないんだ。」
スタンプを押されている間に説明された備品の説明。
「君が今迄やってた事は、無理矢理にコレクションの能力を使用されたって事で報告書は作っておくけど、元より人じゃないなら報告書もいらないかな?」
「え……」
「とは言え、肉体にどれだけの負荷とか病気とか調査しないといけないから、その上に座って」
そしてこの装置に乗せられたのだった。
「ほらほら、もっと奥までいくよ。」
更に奥まで入ってくると言われ、美緒の悲鳴が大きくなる。
「ひぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」
それすらも容易く思える過去を美緒は持っている気になっていた。 |