「まったくもう……」
 夕飯の片付けを終えた後も、2人はまだ飲んでいた。
 風呂に入ってしばらくの間も、2人の笑い声が聞こえていた。
『本当、飲み過ぎないでよね……』
 父の体を心配している美緒。