ガチャッと扉が開き、美緒の入っている風呂に客が入って来る。
「きゃ!」
思わず悲鳴をあげそうになった美緒に客が言う。
「ここからは、お前が俺の相手をするんだ。」
身体がびくっと硬直して動けなくなる。
「あなた……」
男は自分はザンギャックの名誉市民だと明かした。