そして、大喜は準備万端だった……
「お姉ちゃん、手を出して」
「ん……こう?……」
「そう」
 両手を布団の中で前に出すと、そこに何かが……
「え?」
「よく出来ましたっ」
 キュッ ギュギュウ……