ドアに押し付けられ徐々に衣服が剥がされていく。
「いやぁ……やだぁ」
「ひひひ、助けてやろうか?」
 ドアの窓に見覚えのあるモンスターが映り込む、いや電車と一体化しているのかもしれない、
「よ、ヨコザ!」
「お初にお眼にかかる、儂はヨコザワルド、ヨコザの記憶を継ぐものと覚えておいてくれ」
 その言葉の意味はよくわからなかったが、全身に鳥肌が立つのを理解していた。
「牝奴隷を辞めさせてやる。その代わりに儂の尻奴隷になると誓え……その上で他の牝を助けるためにその手で絶頂させて尻奴隷になると誓わせて来い!」
 電車を支配したヨコザワルドがそう言ってカグラに迫って来たのだった。