「これで、連絡するから」
「どうやって?」
「こうやってさ」
 振動させられる、そして身体はピアスと連動して恥ずかしいほどに高揚する。
「んんん!」
「そうなったら、場所をメールするから来てくれれば良いよ」
 決められた条件、決められた生活。
 風ちゃんを助けるつもりがドロ沼だった。
「あ……ちょっと待って、忘れ物だよ」