「出かけるなら、こいつを入れて行ってほしいな」
 雅樹君が、そう言いだしたなら否は無い。
 それが、このキャンパスでの霞の立場。
「それは……」
「新しい発明品、もちろんスーパー戦隊の技術での作品」
 アナルビーズが抜かれて、まだプックリと開いている場所へ、不思議な物が挿入された。