フリーフォールは時間が短いのに、恐ろしいアトラクションだった。
「答えは霞?」
「気持ち良いです、ご主人様」
降りてから、そう言うまでその場を離れようとしない。
それどころか、態々霞の股間に手を伸ばして濡れているかを確認してくる。
「本当だね、霞ビショビショだ」
次のアトラクションへ向かう人ごみの中で、その行為は行われているのが信じられない。
「良し、次行くよ」
その無邪気にはしゃぐ様は、年相応に見えるのに……