「回して、回して! 早くね」
 絶叫系が続いた後にコーヒーカップだと、少しホッとしたのもつかの間。
「な、なにをしているの?」
「違うでしょ霞、何度言っても覚えないなんて頭悪いね」
 そんなこと、言われたこと初めてだったかもしれない。
「何をしているのですか、ご主人様」
「うん、さっきの人にこれの使い方を聞いていたから、ジェットコースターじゃつかえ無かったから」
 管の先に、何かを取り付けている。
「まさか……ひっ!」
 逆流防止になってるということは、当然浣腸用の管なのだから。
「浣腸だよ、もっといっぱい入るんでしょ?」
 何度もゆすられて、限界を何度も通り越している直腸に更なる追い打ちだった。