「あ……ああ……」
 激しい刺激に後ろ手に縛られながらも抵抗らしいことが出来ない。
「逃げないでくれよ、前々から君のことは目を付けていたんだ、な正史!」
「おう、正樹」
 最近、霞が感じていた視線の主は、この二人だったという事らしい。