「ギャン!」
身体が跳ねるとはまさしくこう言うことだと霞の全身が表現していた。
「く……苦し……い……」
芯から揺さぶられて、吐き出した空気を再び肺が取り込めない。
「気持ち良いだろ?」
「あ……はぁ……」
声も出せない。
「声も出ないか!」
正樹くんの喜びが気持ち悪かった。