そしてその晩……
『ああああああああああああああああああああああああああああ……』
「警察なんかに色目使ってさ」
 少年が三点に結ばれた紐を限界まで引っ張る。
 霞の性感を一昼夜にわたって弄び、声を殺しても溢れ出る熱気が周りに伝わりそうで。
 更に体温が上がる。
「ああ……な、なんで……」
 もう、何もかもが自分の希望通りにならなかった。