「はぁ、はぁ……はぁ、はぁ❤」
 モモコは牢屋の中で、両手首を金属枷で吊るされたままで膝立ちしていた。すらりとした脚線美の付け根からは、濃厚な混合液が溢れ出し、金属製の床に大きな染みを作り出している。

「ピンクマスク犯シテヤッテゼ」
 ドールドグラーは牢屋の鉄格子の外へ出されていた。つい先程まで十回以上も、モモコを絶頂に打ち上げ、神聖な子宮に大量の膣内射精を遂げた下腹部の肉塊は満足したとばかりに萎えていた。
「マタ犯シテヤルヨ」
 仇敵を征服した喜びに満ちたドールドグラーは、呆然と立ち尽くすハミィに一瞥をくれただけで立ち去ってゆく。
 今は、モモコ以外に興味はないらしい。
 もしも、ジャークマターの手駒にされるなら、戦場のどこかで会いまみえるかもしれない。
(なんてことなの……?)
 ハミィはぼんやりと鉄格子の中を眺めた。
 ジャークマターの下級戦闘員――三匹のインダベーに飼われている状態のハミィは、仲間の誰にも相談できず、凄惨な凌辱に見舞われている。
 だがこの虜囚モモコよりはマシかもしれないと思えた。
 キュウレンジャーの戦闘も私生活も保証され、ご主人様である三匹のインダベーにお願いをすれば、ある程度は聞いてくれるのだから――。