ブブブブブ……
「ひん!」
 ピアスが振動し、背後の人ごみの中にハミィがバトルオリオンシップからの脱出を提案したインダベーの1人がハミィを呼んでいた。
「よう! 久し振りだな」
 ついさっき迄同じ部屋で暮らしていた相手である。