「ほらほら、今度はあっちだよ小夜ちゃん、見せたいものがもっとあるんだよ、僕がダメじゃない所を見てからもう一度ね、ダメかい?」
 必死に自分の研究によって作られた機械類を説明しようとする日下くん、小夜ももちろんそれには興味があったから、もっと興味を持って観ていたかった。
 ビクンッ
 しかし、ピアスの振動が小夜から動きと言葉を奪う。
「あん❤……」
 小さな小さな、快感から零れた一言はほんの始まり……