「これの銘柄を当ててみな?」
 ホースを揺さぶりながら、アナルを刺激してビールの流入を促している。
「無理……無理……」
「こいつはサーバーでそれぞれのビールに適温で冷やして置けるんだ、これまでと違って同時に20㍑十種類まで溜めておけるぞ。
 ありがたくない話だ、200㍑一気に浣腸されるかと思うと死ぬ思いしかしない。
 ズキン……
『あり得ない……』
 望んでいるわけがあるはずがない……
「よし」
 ラフな格好になって来た警備員が小夜の両手を拘束した。