腰が少し浮いた状態でウインチが止まり、後ろに回した両手で小夜は必死にバランスをとる事になる。
「物足りねぇなぁ」
そう言って、小夜から離れた警備員はビールサーバーまで行ってホースを引っ張り出してきた。
「な、なんで……そんなもの」
「これの使い道はもう理解してるだろ?」
「でも、だって……」
アナルにはホースが入っている。
「ほら、答えは?」
「ビール浣腸……」
「流石はマゾの小夜だ。ホースを入れたから、俺にはビール浣腸は想像できなかったぜ」
お前が希望した通りにしてやると彼はそう言った。