「さあ、今の飲んだビールの品種を当ててね」
タブレットには五択の選択肢が表示され、小夜に迫ってくる。
「いつもの五種ね」
「そうだよ、これを完璧に答えられるようになってから種類は増やすんだってさ」
永遠に来なさそうな未来の話だ。