「ひんっ!」
振動するピアスに嬌声を上げてしまった。
「本当みたいだな」
「これは問題だ」
理事長がピアスコントローラーを持っていた、しかもそれは小夜専用の簡易形の物である。
「どういたしましょう?」
何を行っているのか理解したうえで、三人の男達は真面目な口調を崩さずに会話を続けている。