「し、しません……こんな事は正しい治療行為ではない」
 ピアスはずっと小夜を悩乱へと追い上げている。
「そうなのかい? 君は得意だと聞いているけどね」
「だれが、そんな……」
 朦朧としながらも、思い浮かべる同僚がいる、でもそれを肯定したくない。
「じゃあ、嘘なんだね?」