「ああ……やります、このピアスを止めて!」
「止めて?」
先に小夜が折れたことが理事長は嬉しそうだった。
「止めて下さい……」
とろ火で上げさせられ続ける事が我慢の限界を越えて行く、そうじゃ無くてもこれはザンギャックが闘っている敵のヒロイン達を意のままに操る為に改造に改造がくり返されて来た代物である。
何時の間にか市居の人々まで使う様になっていたのだけど。