「ああ❤❤」
 歩く度にランダムに位置を変える球体に翻弄され続ける。
「開いてる状態のままじゃ浣腸し難いから、不満もあるでしょうが我慢してくださいね、小夜先生」
 もう歩く度に痙攣している小夜をバカにするようにそんな言葉をかけて来るのだ。
「どこまで……ん……いくの❤」
 外科病棟を出て、院内を散歩させられている。
「まぁしっかりとした実験を出来る場所ですよ」
 今日の凌辱もまた始まったばかりなのだ。