「大丈夫、手を貸すよ」
 優しく手を出してくれる日下くん、日下くんが小夜の側まで来てやっとピアスの振動が弱くなってくる、しかし決して止まる事無く振動が続いて小夜を官能の渦に落とし込もうとしている。
「ありがとう……」
 日下くんの手に、そっと手を乗せる。