「ひっ」
浣腸される感覚は何時まで経っても慣れるものじゃないし、医者としての知識が邪魔をしてその行為が本来ならば最終手段的な医療行為であるべきなのに。
「もう大丈夫だから、僕に付いて来てね」
「うん」
暗闇を怖がっていると勘違いしたのか、優しい声で日下くんはまた男らしさをアピールしていた。
しかし、その最中もグイグイと浣腸されながら、その優しい顔に小夜は精一杯頷くしかなかった。