「行くよ!」
「ええ……」
 先に日下くんに歩き出されても、ホースと巨大浣腸器が繋がっている小夜は動くに動けない、しかも背後にいる名誉市民たちはそこから動こうとしないのだ。
「ああ……」
 ブルブルと膝が震えて、また日下くんとの距離が開いてしまう。