「あっ❤」
 トンッ
 やっと日下の肩に手が届く所まで追いついた。しっかりとアナルを引き締めてないとホースの重さで勝って抜抜け落ちて行く状態まで引き出されている、しかも引きずらない様に名誉市民はホースを絶えずピンと張れるように後ろに引っ張り続けているのだから。
「ここから凄いよぉ!」
 背後での小夜の苦悩も知らないで、お化け屋敷の解説まで日下くんは始めてしまう。
 壁に隠れている大量のミイラキャストがワラワラと溢れては舞う様な演技で恐怖を煽る演出になっている。もちろん本来ならばお客に触れることは絶対にないのだが……