「大丈夫だからね」
 肩に触れてるのが突然小夜からミイラキャストの一人だとも気が付かずに日下くんは進んでいく。前を向いて小夜を勇気づける言葉を掛けながら。
「あ、ああ❤……」
 もちろんその時の小夜は、大量のミイラキャストに囲まれ全身を弄られていた。