「まぁ引っ張るだけじゃ面白くないでしょ? 人の力で思い切り引いたら子宮壊れちゃうかもしれないし」
リードの先を小夜の背後に回しながら、彼は説明していく。
「え?」
ホッとしたのもつかの間。
「小夜先生に似合うのはホースだけど、そのホースをしっかりと利用しないと意味が無いと思うんですよね」
話が妖しい方向へ進んでいく。
「だから……」