「今日はこれを白衣の下に付けて勤務して欲しい」
 理知長室に呼び出されての理事長の第一声は、そんなものだった。そして理事長の手には布地の少ない水着がぶら下がっていた。
「それをですか?」
 エアコンの少ない風量で理事長の持った手の下で揺れている。
「そう言ったつもりだったが?」