ヴンッ!
「ひんっ❤……」
当然の様に自分の診察室にたどり着く前にピアスが揺れ出していた。
「ああ❤❤……」
「小夜先生、誘ってんですね?」
廊下のあちこちから名誉市民に申請が終わっている人々が、雲霞の如く湧き出すのだった。