「よし、早くもう一度スタートして成功させるぞ」
 もう何が成功かは分からない、分かっているのは腕の中で重たくなっていくホースがさっき迄、小夜自身の中に納まっていたという事実。
 もう恐怖するしかない質量なのだ。