「じゃあ、看護師に持って来てもらえよ」
 内線電話を掴むと小夜に渡してくる。
「え? ええ……」
「無いなら無いで自分が気持ち良くなるためのものなんだから、ちゃんと他人に迷惑かけない様に準備しておくものだろ?」
 背後からアナルを弄りながら、彼はさっさと持って来てもらえと命じられる。
『ナースセンターです』
「えっと、お願いがあるのだけど……浣腸器と浣腸液を10リットルばかり、typeA~typeQまでの間からランダムで」
 以前、肛門科の教授から教わった取り寄せ方だった。
『浣腸器は、大治小夜専用浣腸器と書かれている巨大浣腸器で良いんですね』
「は、はい……」