シャブシャブシャブ……
 小夜のお尻のホースがガラス容器に混合浣腸液を吐き出している。
「あ❤……ああ❤……あぶ❤❤……」
 その様子を見終える事もなくゾロゾロと外来患者達は診察室を出て行く。
「いやぁ満足満足、流石小夜先生に診察してもらうと、体が軽くなるぜ」
「次も小夜先生にお願いするぜ!」
 きっと受付で小夜の外来予約を入れて帰る事だろう。
「あん❤❤……あ❤❤❤……んあ❤❤……」
 そして、今日の外来患者がここ迄いた人数で終わりじゃない、一時間に予約は12名、三時間の外来時間内にはそれ以上に患者が待っている。