「UMA35号全裸女!」
 そんな言葉で呼び止めるのは、予想通りのUMA探索部の隊長だった。
「今日も何かあるのですか?」
 極力感情を乗せないように、そうでもしないと冷静でいられなくなる。
「用が無ければ呼び止めたりしないさ」
 何度も、何度も……CARATの中でキラメイジャーの中枢以外には小夜の肉体を弄んだことのある男性が多くなってきている。
「キラメイストーンを集めに行く、キラメンタルを持った人間がいた方が良い」
 そう、それが彼らの任務で、小夜たちによっても有効な手段に変わるはずだ。
「そう言う事なら……」
「良し、じゃあお着換えだな」
 そうやって、その日もUMA探索部のミッションルームへと連れて行かれた。