「ここにもあるぞ」
 地面のあちこちにキラキラした塊が散見できる。
「もしかして、それって」
「そうだ、地球産のキラメイストーンだよ」
 すべてがキラキラした可能性にみえる、美しい宝石。
 しかし、まだ育ち切っていないそのストーンは悪い影響を与えたら地球の輝きを減らすことになりかねない。このまま地中で育てるべきなのだ。
「そのキラメイストーンはまだ幼いわ、まだそっとしておかないといけなはずよ」
「知ってるさ、だからキラメンタルの持ち主であるUMA35号を連れて来たんじゃないか?」
「え?」